EU離脱向け与党優位 12日英総選挙、野党も追い上げ

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ロンドン=下司佳代子
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 欧州連合(EU)離脱のゆくえを決定づける英国の下院総選挙(定数650)の投開票が12日に迫った。保守党単独過半数の獲得に向けて堅調な支持率を保っている。ただ、最大野党・労働党も支持を伸ばしていて、予断を許さない。

 選挙戦を通じ、保守党が優位を保っている。支持率を伸ばす保守党を追う形で、労働党も当初より支持を伸ばしてきた。

 調査会社ユーガブの5~6日の調査によると、各党の支持率は保守党43%、労働党33%、自民党13%、ブレグジット(英EU離脱)党3%など。

 英紙サンデー・タイムズによると、分析会社データプラキシスの予測で、保守党の獲得議席は344(解散時298)で過半数の326を超える見通し。最大野党の労働党は221(同243)、自民党は14(同21)と後退、地域政党スコットランド民族党(SNP)は41(同35)に伸ばす見通しだ。

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