東京)木製ステッカーの普及めざす 町田の雑貨会社

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木村浩之
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 プラスチックごみの環境汚染が世界で問題になっている中、外食店でプラスチック製のストローを廃止するなど身近な所からも対策が始まっている。東京都町田市の雑貨会社「トライル」が掲げた目標は、雑貨に貼るステッカーをプラスチックから木製に換えること。たとえ小さな動きでも、ごみの減量につなげたいと願う。

 同社が9月から取り扱いを始めたのは、米コロラド州の会社が展開する木製ステッカー「WOODSTICKER(ウッドステッカー)」だ。天然木の素材で、見た目も木の雰囲気が出ていておしゃれ、何より目新しい、とする。国内代理店をトライルが担う。

 木製ステッカーは、同社の福原正之社長(41)が2月にニューヨークの玩具展示会を視察した際、マンハッタンの街なかの店で見つけた。インターネットで詳しく調べると、環境への配慮が施してあった。森林管理の国際基準「FSC認証」を受けた木材を調達して材料とし、パッケージの台紙は再生紙、透明の包装は生分解性フィルムを使う、などだ。

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