SHELLYさん「早くなくなれ」親たちの言葉に違和感

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聞き手・中村靖三郎
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 米国人の父と日本人の母を持つタレントのSHELLYさん(35)は、2人の娘の子育てに奮闘中。公園などでよく出くわす「違和感を感じる一言」や、子育てで直面した「人生でトップ3に入る悩み」について語ります。

仕事で自分取り戻す

 もうすぐ4歳と2歳になる娘がいます。2人で遊んでくれるようになり、ずっと抱っことか、つきっきりで食事を見なきゃいけないとか、物理的に手がかかることが一気に減って、楽になりました。上の子が1歳のときに下の子を妊娠してから大変な日々が続いていたので、初めて一息ついた感じです。

 普段は2人を幼稚園や保育園に送ってから、仕事に行きます。お迎えに間に合わないときは、親戚にお願いしています。

 よく「仕事をしながらの子育ては大変じゃないですか」と聞かれますが、仕事をしているほうがよほど息抜きになる。子育てって、「のどに詰まらせたらどうしよう」「ここ、頭をぶつけるかな」とか、子どものことにすごく神経を集中させます。一方、仕事は自分のことに集中し、自分を取り戻せる時間。仕事をしていなかったら子育てをこんなに楽しめず、もっと思いつめていたかもしれません。

一刻も早くなくなれ

 私、自分のことを謙遜する日本の文化は好きなんですけど、親が子どもについて「いや、うちの子なんて、全然」って子ども本人の前で言うのには、すごく違和感があるんです。例えば「ナントカちゃん、すごく目が大きくて、かわいいね。うちのなんて……」みたいに。

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 それって、子どもの自尊心を…

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