阪神の契約更改で「明暗」 近本は大幅アップ、藤浪は…

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辻隆徳
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 プロ野球・阪神の契約更改が山場を迎えている。6日は主力4人の交渉が兵庫県西宮市内であり、「明暗」がくっきり分かれた。

 新人の近本は笑顔で会見。3倍増となる4500万円でサインし、「素直にうれしい。けがなく1年を戦えたことを(個人的に)評価したい」と話した。今季はセ・リーグ新人最多安打記録を更新し、36盗塁で盗塁王を獲得した。成績が落ち込む時期もあったが、主に1番打者としてチームの逆転Aクラス入りに貢献。妥当な昇給額だろう。7月に第1子となる長女が生まれたことも報告し、「自分の仕事を果たさないといけないという責任感が芽生えた」とさらなる飛躍を誓った。

 「勝利の方程式」の一角を担った左腕の岩崎も大幅アップだ。3千万円増の8千万円でサインし、「真のセットアッパーとして、中軸打者でも安心して任せられるような投手になりたい」と意気込んだ。6年目の今季は48試合で防御率が自己最高の1・01。インフルエンザの影響もあり、約1カ月半離脱したが、特に後半戦における安定感が評価された。

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■藤浪は「不本意なシーズン」…

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