地方の家具店がeスポーツ参入 セガも採用した商品とは

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鈴木洋和
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 コンピューターゲームを使った対戦競技「eスポーツ」(エレクトロニック・スポーツ)が人気だ。急拡大する市場に、和歌山県の家具店が参入した。家具店がeスポーツ――?

競技向けにチューンアップ

 10月、茨城県で開かれた国体で、初めてeスポーツの都道府県対抗の選手権が開かれた。採用されたのはパズルの「ぷよぷよ」、自動車レースの「グランツーリスモ」、サッカーの「ウイニングイレブン」の3ゲーム。全国の予選に約1万5千人が参加し、勝ち抜いた600人が熱戦を繰り広げた。

 パズルやレースといった対戦型ゲームで競う「eスポーツ」。ゲーム誌出版社「KADOKAWA Game Linkage(カドカワ・ゲーム・リンケージ)」が推定する2018年の国内市場規模は48億円、前年の13倍で、さらに拡大が見込まれる。

 その成長産業に目を付けたのが、紀伊半島西部、和歌山海南市に本社を構える家具小売業「ぼん家具」。従業員約80人、実店舗も持たない家具店が市場に参入した商品は「椅子」だ。

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 ゲームに特化した椅子(ゲー…

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