新年の縁起物「福玉」づくりが最盛期 京都・祇園

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佐藤慈子
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 新年の縁起物「福玉」づくりが、京都市東山区の祇園町で追い込みを迎えている。

 福玉は、半球状に薄く焼いた直径約20センチの紅白の餅を水で貼り合わせて作り、中には来年の干支(えと)の置物や七福神、宝船などの縁起物を入れる。元々、年末に芸舞妓(げいまいこ)らがお茶屋やなじみの客から一年のねぎらいにもらっていたもので、除夜の鐘が鳴り終わってから割って開け、中身によって新年の運気を占う風習があったという。

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