秋田)洋上風力発電計画 住民訴え「海岸から離して」

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増田洋一
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 能代市三種町男鹿市沖での洋上風力発電の事業化を進めている大林組(本社・東京都港区)が11月30日と12月1日、事業計画と環境影響評価(アセスメント)の結果を2市1町で説明した。合計約130人の住民らが参加し、「風車を海岸からもっと離してほしい」などと求めた。

 大林組は7月、東北電力関西電力の電力大手2社、秋田銀行をはじめとする地元8社とともに出資して秋田県北部洋上風力合同会社(代表社員・大林組)を設立した。この合同会社が今後、事業化を進めていく。

 洋上風力が計画されている2市1町沖の海域は、2015年に県が選定した。洋上風力の導入促進に向けて今年4月に施行された再エネ海域利用法に基づき、国が7月に「有望な区域」として指定した全国4海域に入っている。

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 説明会で示された事業計画で…

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