青森)東北最古級の枡形虎口が出土 南部の聖寿寺館跡

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横山蔵利
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 北東北の戦国大名、三戸南部氏の拠点だったとされる青森県南部町の国史跡「聖寿寺(しょうじゅじ)館跡」で、東北最古級の「枡形虎口(ますがたこぐち)」が出土した。

 枡形虎口は、敵が侵入してくるのを迎え撃ち、阻止するために、通路をほぼ直角に曲げた入り口。町教育委員会によると、出土したものは東北地方最古のものとみられるといい、三戸南部氏が当時の最新技術を取り入れていたことがうかがえる。

 町教委によると、枡形虎口は、今年度発掘された東北最大級の版築土橋跡の追跡調査で見つかった。約2メートル四方の空間が設けられていることなどから、枡形虎口の特徴と一致しているという。

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 館に入ろうとした人は、まず…

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