羽生結弦、ライバルと一騎打ち 「やっぱり、勝ちたい」

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トリノ=大西史恭
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人で争うGPファイナルが5日(日本時間6日)、イタリアのトリノで開幕する。注目は五輪で66年ぶりの男子2連覇を達成した羽生結弦(ANA)と世界選手権2連覇中のネーサン・チェン(米)の一騎打ち。今年3月の世界選手権以来の直接対決になる。

 11月のNHK杯で圧勝し、GPファイナル進出を決めた羽生は言った。「ファイナルはネーサン選手との戦いみたいな感じでしか思っていないんですけど。やっぱり、勝ちたいので。勝つことに意味があると思っているので、本当に」

 対抗心の源には、昨季の世界選手権での敗北がある。日本開催の大会で、羽生はショートプログラム(SP)、フリーともにチェンに及ばず、合計点で22点差以上をつけられ、2位だった。羽生は「SPとフリーをノーミスしても、たぶんすごいギリギリで勝てなかったと思う。『さらに強くなりたい』と思わせてもらえたことに強く感謝しています」と大会後に語っている。

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 今季はともにGPシリーズ2…

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