藤井聡太七段、痛恨の選択ミス 負けの悔しさから逃げず
杉本昌隆八段の「棋道愛楽」
藤井聡太七段が初のタイトル挑戦まで、あと1勝と迫った第69期王将戦。挑戦者決定リーグ戦で4勝1敗同士、広瀬章人竜王との決戦は最高の盛り上がりを見せました。
棋士にとって、タイトルは永遠の憧れ。挑戦者はその第一歩です。いままで数々の新記録を打ち立ててきた藤井七段。今回は歴代最年少挑戦者の記録更新がかかっていました。私も現地の東京に駆け付け、インターネットの将棋番組に出演。その後、控室で他の棋士らと検討に加わりました。
将棋会館前の玄関先には、王将戦の協賛会社のキッチンカーが止まっています。対局者に出来立ての中華料理を届けるためです。テレビカメラが回り、リポーターの女性がそれを紹介する。ちょっとしたお祭り会場のように華やかで、静粛の中で行われる対局室とは対照的でした。
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ちなみに、この日の藤井七段…
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