女性初のイージス艦長が着任 「大家族守る決意」と訓示

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大久保直樹
【動画】女性初のイージス艦長が着任=大久保直樹撮影
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 日本海で北朝鮮の弾道ミサイル警戒などにあたる海上自衛隊イージス艦「みょうこう」(基準排水量7250トン、乗組員約300人)の艦長に2日、大谷三穂・1等海佐(48)が着任した。海自で女性がイージス艦長を務めるのは初めて。

 京都府舞鶴市の北吸岸壁に停泊中の「みょうこう」で着任行事があった。小型ボートで艦に乗り込み、乗組員らに出迎えられた大谷艦長は、訓示で「乗員という『家族』と、(さらに乗員)みなの家族という大所帯を背負っていくことになる。艦長として身をていして大家族を守っていく決意だ」とあいさつした。

 終了後、報道陣の取材に応じ、イージス艦の任務について「厳しい任務と理解しているが、不安はない。与えられた任務をまっとうしたい」と述べた。自衛隊での女性の役割について「今後女性が増えていくと思うが、いかに定着してくれるか。結婚や出産などのライフイベントを抱えながら、いかに女性が活躍できるかが課題だ」と述べた。

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 大谷艦長は大阪府吹田市出身…

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