渋野、原点を見つめ直した誕生会 涙の予選落ちから復活

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松田光
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 女子ゴルフの渋野日向子は、今季がプロとして初のフル参戦だった。海外初挑戦が日本勢42年ぶりのメジャー制覇となり、賞金女王にもあと一歩に迫った。そのシーズン最終盤、試練に直面していた。

 今季残り3試合となって伊藤園レディスを迎えた。11月16日の第2ラウンドであと1打足りず、予選落ちした。国内ツアーで26試合ぶりのことだった。賞金女王争いからも後退し、会見では「ショック。ちょっと泣きそう」と目を潤ませながら、目元を押さえていた。

 その翌日、千葉から兵庫・西脇に姿を見せた。「パインレークゴルフクラブ」。全英女子オープンでキャディーも務めた青木翔コーチがアカデミーを開くゴルフ場だ。

 プロになる前から通っていたクラブだ。週末になると地元岡山から出向き、午前中から日没まで練習に明け暮れたという。

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 17日も午前中から始動した…

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