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　「いらっしゃいませー」。子どもたちのアイデアと元気な声でいっぱいのマルシェ（市場）が３０日、高知県黒潮町の上川口小学校で開かれた。店には児童手作りのランチ、野菜、アクセサリー。子どもたちが「すごい」と驚くほど、校庭は大勢の家族連れらでにぎわった。

　「地域の人とふれあい、積極性やコミュニケーション力をつけよう」と、同小が初めて開いた。９月から６年生が中心になってポスターを作り、地域の店や企業を回って協力を求めた。説明会も開いた。そのかいあってケーキ屋、雑貨店など４３店の出店が決まった。

　一方で児童たちは、保健所の指導を受けてランチの作り方を学習。浜辺で貝殻を拾ってアクセサリーを作った。学校で栽培した大根やサツマイモも商品になった。総合案内は地元の大方高校生が協力した。

　青空が広がったこの日、午前…