群馬)草津温泉の冬の名物 湯の花採取

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泉野尚彦
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 草津温泉群馬県草津町)の名物「湯の花採取」が30日、湯畑であった。朝から並んだ観光客30人は、ふだんは立ち入り禁止の湯畑に入り、採取を楽しんだ。

 湯の花は冷気に触れた湯が凝縮し、温泉成分が沈殿してできる。この日は源泉の湯が流れる7列の湯樋(ゆどい)のうち、流れを止めた1列で採取。参加者は専用の道具で淡い緑色の湯の花をすくい取り、布袋に入れて水分を切ってもらった。

 約3時間前から並んで一番乗りだった奈良市の会社員男性(53)は毎年、この採取を楽しみにしている。「草津は湯が違う。自宅の風呂で香りを楽しみたい。きょうは多くとれたので、20回は入れるかも」と笑顔だった。

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