奈良)5つの世界遺産を一望可能 明神山に登ってみた

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田中祐也
【動画】明神山で五つの世界遺産を一望=田中祐也撮影
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 五つの世界遺産を一望できる。そんな場所が奈良県王寺町にある。明神山(みょうじんやま)という大阪府境の標高273・6メートルの山だ。

 11月下旬、ふもとの駐車場で王寺町の文化財学芸員の岡島永昌(えいしょう)さん(45)と待ち合わせた。舗装された登山道を40分ほど歩くと、頂上に着いた。

 山頂には三つの展望デッキが置かれている。まずは大阪平野の高層ビル群を望む西側へ。大阪湾と市街地の間にポツポツと小高い山が見える。これらが百舌鳥・古市古墳群だ。「古墳と海の距離が意外に近いと思いませんか。近くを航行する船からの眺めを意識して造ったのがよくわかります」と岡島さん。

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 今年7月の古墳群の世界遺産…

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