「リブレット」全23店閉店 大和書店が出版不況で破産

石塚大樹
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 名古屋市を中心に「ザ・リブレット」などの名称で約20店を展開する「大和(だいわ)書店」(愛知県岩倉市)が、名古屋地裁から11月29日付で破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。破産管財人の弁護士によると、負債総額は約30億円。11月30日から全23店を閉店した。

 愛知や岐阜、静岡、神奈川、大阪、岡山の大型商業施設などに出店し、文具や雑貨なども扱ってきた。

 帝国データバンク名古屋支店によると、2018年8月期の売上高は約30億円。新規出店時の借り入れに加え、出版不況や雑貨の不振で売り上げが落ちこみ、資金繰りが悪化していたという。(石塚大樹)

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