燃え上がる正殿「龍は…」 棟飾作った陶芸家、動く思い
山下周平
首里城(那覇市)の正殿などが焼けた火災から1カ月――。首里城正殿の屋根に鎮座していた龍の棟飾(むなかざり)を制作した陶芸家が、岐阜県高山市にいる。焼失にショックを受けつつ、再建に向けて心は動く。「また制作に関わり、沖縄の人の思いに応えたい」
あの日、10月31日の朝、陶芸家井上耕一さん(67)は首里城の火災をテレビで知った。
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燃え上がる正殿。「龍はある…
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