誕生のきっかけは福沢諭吉 多角化育んだ名門4社とは

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山本知弘
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 食器、衛生陶器、電線の絶縁製品、エンジン用の点火プラグ――。一見ばらばらな祖業を持つ東証1部メーカー4社が属する企業集団が、100年超の歴史を誇る「森村グループ」だ。その由来とは。

セラミックで存在感

 多角な顔を持つグループの長男格は1904年に食器で創業したノリタケカンパニーだ。そこから衛生陶器のTOTOが17年に、絶縁製品「がいし」をつくる日本ガイシが19年に独立し、日本ガイシからはさらに点火プラグ製造の日本特殊陶業が36年に分かれた。4社では北九州のTOTO以外は名古屋が本社。セラミックの名門企業としてそれぞれが強い存在感をほこる。

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 グループ誕生のきっかけは…

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