余興は女子が制服で縄跳び…大学サークルの理不尽な慣習

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浦島千佳 佐々木洋輔
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 楽しいはずの大学のサークルで、理不尽なしきたりや慣習に苦しんでいる学生たちがいます。「罰金」を払わされたり、恥ずかしい行為を「みんながやってきたことだから」と無理強いされたり……。読者の疑問や困りごとを取材する「#ニュース4U」取材班は現役大学生や卒業生に、そんな「ブラックサークル」の実態を取材しました。

スカートおさえながら長縄跳び

 東京都内に住む女性会社員(24)は関東地方の大学のダンスサークルで経験したある余興の苦い記憶が残っている。

 「1年生の女子は制服で集合――」

 夏休み前にあった新入生歓迎の合宿。先輩から高校時代の制服を持参するように指示された。「制服で出身高校がわかれば、仲良くなりやすいのかな」。そのときは深く考えなかった。

 合宿のダンスレッスンの合間に1年生が余興を披露する時間があり、持ってきた制服に着替えた。

 「おぉー」。上級生の男子学生の好奇の視線が集まった。余興は長縄跳び大会。はねるたびに短いスカートから下着が見えた。

飲み会キャンセルしたらサークルに罰金、強制参加の合宿も……。罰金を1万円ほど支払い「精神的に苦痛で疲れ切ってしまった」という別の女子学生の話のほか、弁護士から解決へ向けたアドバイスも聞きました。

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 「こんなことやらなきゃいけ…

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