国産iPSの海外進出、京大が支援へ ガラパゴス化回避

有料記事

合田禄 阿部彰芳 野中良祐
[PR]

 再生医療のために備蓄しているiPS細胞について、京都大iPS細胞研究所が、国内での使用を想定してきた方針を転換し、企業が米国でも使いやすくなるよう許認可などの支援に乗り出すことがわかった。iPS細胞の臨床応用に消極的だった欧米が近年、急速に研究開発を加速させており、国産のiPS細胞を使った再生医療が世界市場に乗り遅れかねないとの危機感が背景にある。

 山中伸弥所長が、朝日新聞の単独インタビューで明らかにした。

ここから続き

 欧米ではこれまで、受精卵に…

この記事は有料記事です。残り949文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら