日本人の犠牲出たテロ、7人に死刑判決 バングラデシュ

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ダッカ=奈良部健
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 バングラデシュの首都ダッカで2016年7月に日本人7人を含む22人が殺されたテロ事件で、ダッカの裁判所は27日、テロに関与したとして地元のイスラム過激派組織「新JMB」のメンバーとされる被告8人のうち7人に死刑判決を、1人には証拠不十分として無罪判決を言い渡した。被告側は上級審に控訴するとみられている。

 事件は外国人の集まるレストランで起き、新JMBのメンバーとされる実行犯5人が銃などで武装して襲撃した。客だった日本人7人のほか、イタリア人9人、インド人1人ら、人質にされた計20人が殺され、警察官2人も死亡した。

 新JMBは過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う組織。実行犯5人はいずれも突入した治安部隊に殺されたが、実行犯の勧誘やテロの計画、武器調達に関わったとして、別の8人が起訴された。

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 起訴状などによると、被告ら…

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