遺骨練り込むペンダントも 触れる手元供養へじわり進化

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松永佳伸
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 遺灰や遺骨を身近に置いておく「手元供養」。定着を見せつつある中で、対応する商品も広がりを見せている。大切な「家族」に思いをはせる形も多様に変化している。

 名古屋市東区の「ギャラリーメモリアイオンモールナゴヤドーム前店」。コンパクトに設計された現代仏壇が並ぶ店内の一画には、ペンダントネックレスや宝石箱のような小さな骨つぼが飾られている。

 ネックレスは宝飾店の商品と同じように見えるが、どれも内部に小さな遺骨を収める空間があるのが特徴。ネックレスのペンダントトップには、裏側を付属品の専用ねじで開閉して遺骨や遺灰を収めることができる。

 同店の千田詩織店長によると、手元供養のための商品は種類も増えていて、売り上げも伸びているという。購入者の年齢層は30~70代と幅広い。「故人と離れたくない」「いつも身近に感じていたい」という気持ちの人が多く、中には終活の一つとして購入し、家族に託す人もいるという。

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