岡山)社会貢献、明るくデザイン 山陽女子高の田中さん

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華野優気
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 グレーの水面を背に立つ少女の頭上は、鮮やかな青空。西日本豪雨のボランティアを呼びかける山陽女子高1年の田中千尋さん(16)のポスターは、復興を少しでも明るく進めたいとの願いが込められている。社会貢献をめざす田中さんの様々なデザインに、共感が広がり始めている。

 田中さんは地域でボランティアをする「JRC(青少年赤十字)部」に所属。部活の一環で実施している災害復興支援の街頭募金や、核廃絶を呼びかける署名運動の際に作品をそばに置いている。

 豪雨の被災者支援のため一気に描き上げたというポスターは、水面に映った少女の後ろ姿と青空が印象的だ。グレーは被災時の暗いイメージを表現し、明るい未来の青と対比させた。「災害の悲惨さはなるべく少なく、復興に向け頑張ろうと思える明るい印象を意識した」という。

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 災害からの復興を巡っては…

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