兵庫)「忍者乱太郎」資料活用へ 作者と尼崎市が協定

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中塚久美子
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 漫画「落第忍者乱太郎」で知られる兵庫県尼崎市在住の漫画家、尼子騒兵衛(あまこそうべえ)さんと同市は26日、尼子さん所有の原画や忍者用具コレクションなど、資料の保存と活用にむけた協定書を締結した。市は来年度、作品や資料をリスト化。寄贈や寄託の協定を結び、展覧会などで公開していく予定。

 「落第忍者乱太郎」は朝日小学生新聞に1986年から連載され、アニメシリーズ「忍たま乱太郎」にもなった。猪名寺(いなでら)、食満(けま)、久々知(くくち)など市の地名が登場人物の名前に使われ、全国からファンが「聖地巡礼」に訪れている。

 協定の対象は原画やセル画、絵コンテ、アニメ・映画の台本、尼子さんが収集した手裏剣などの用具。相当数に上り、市施設で一時保管し、整理するという。

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 尼子さんは今年1月、脳梗塞

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