2016年にプロ化したバスケットボール男子Bリーグの選手年俸がうなぎ登りだ。日本国籍を取得したファジーカス・ニック(川崎)を除くワールドカップ(W杯)出場のBリーグ所属の日本代表8選手の今季の平均年俸は、3季前と比べて2・2倍の4540万円。大河正明チェアマンは「超一流とは言えないけど……」と謙遜しながらも、プロリーグとしての成長に手応えを感じている。

 Bリーグは25日、18―19年シーズンの各クラブの決算の概要などを発表した。日本代表選手だけでなく、B1所属の日本選手の平均年俸も今季は1610万円に増える。16―17年シーズンは820万円で、倍増していることがわかる。その代表例が、千葉のPG富樫勇樹だ。今年6月、日本人選手として初めて年俸が1億円を突破した。

 高額の年俸を支払えるようになった背景には、各クラブの努力と日本代表の活躍がある。入場者数が順調に増え、昨季は259万人になった。それに伴い、入場料収入やスポンサー収入が軒並み増加した。

 日本協会、リーグ、各クラブの…

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