静岡)松崎町で自動運転実験、過疎地で活用へ
石原幸宗
静岡県松崎町で25日、県による自動車自動運転の実証実験が始まった。過疎地域の公共交通に活用できる自動運転技術の開発支援が目的。12月には下田市で郊外型の、来年1月には沼津市で都市部の交通の実験を行い、データを収集する。
実験区間は同町松崎の長八美術館前から八木山までの約5キロで、そのうち細い道が多くなる岩科学校から八木山までの2・7キロが自動運転区間。袋井市に拠点がある自動車メーカー「タジマEV」製の2人乗り超小型電気自動車を使う。
「レベル3」と呼ばれる段階の自動運転で、決められたコースを運転手の補助つきで走行する。今回の実験では、停車中の車の追い越しや細い道でのすれ違いなどはできず、運転手が手動で対応する。速度も最高で時速20キロと抑えている。
ここから続き
松崎町のような過疎地域では…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら