前NY市長、大統領選に出馬表明 民主党指名争いは混迷

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ワシントン=土佐茂生
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 2020年米大統領選民主党候補者指名争いで、世界屈指の大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が24日、正式に立候補することを表明した。豊富な資金力を持ち、中道派とされるブルームバーグ氏が加われば、同じ中道派の有力候補ジョー・バイデン前副大統領(77)の支持を奪う可能性がある。

 全米で党候補者を決める予備選挙・党員集会が来年2月初めにアイオワ州から始まるのを控え、この時期に出馬するのは極めて異例。民主党の候補者指名争いには同氏を含め18人が乱立しており、同党のレースはいっそう混迷しそうだ。

 ブルームバーグ氏は声明で「トランプ大統領の無謀で倫理に反する行動をさらに4年間も受け入れることはできない。彼が再選すれば、その打撃から回復することはないかもしれない」と述べ、大統領選に挑戦する考えを明らかにした。

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 ブルームバーグ氏は金融情報…

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