岩手)「発酵の里」被災地に整備、30日にはフォーラム
大久保泰
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市気仙町の今泉地区に新しい商業施設「発酵の里」が整備されることになった。来年11月の開業をめざす。30日には「発酵とまちづくり」をテーマにフォーラムが開かれ、発酵食品の魅力を伝える。
運営するのは、6月に設立されたまちづくり会社「醸(カモシー)」。同市の醸造業「八木沢商店」など6事業者が出資している。建物は木造平屋で、整備費は1億4千万円。19日に復興庁から「まちなか再生計画」として認められ、約1億円の補助が出る見込みだ。
七つのテナントが入り、みそやしょうゆ、パンやクラフトビール、チョコレート製品などを販売する計画。フードコートやキッチンスタンドも整備されるという。
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「醸」などは、陸前高田市の…
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