パナ、液晶パネルから撤退へ 採算改善せず、21年めど

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中島嘉克
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 パナソニックは21日、液晶パネルの生産を2021年をめどに終了すると発表した。テレビ用は3年前に撤退したが、医療機器やカーナビ向けは生産を続けていた。それらも海外メーカーの台頭で競争が激化し、赤字が続いていた。

 液晶パネルは子会社の姫路工場(兵庫県姫路市)で生産している。10年にテレビ用工場として稼働したが、ライバルとの競争に敗れて撤退。その後は主に産業用パネルをつくってきた。今年度中の黒字化をめざしたが、採算が改善しなかったという。従業員約500人は、異動や配置転換で対応する方針。

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 記者会見したパナソニック液…

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