肢体が不自由でも働く夢 ネット活用、支援学校生に実習
華野優気
肢体不自由でも働きたい――。障害者が自宅で仕事ができる「在宅勤務」を知ってもらおうと、岡山市北区祇園の岡山支援学校で遠隔職場実習があった。インターネットを通じてコミュニケーションをとる際の留意点など、休憩を挟みながら約1時間。「具体的なイメージがわいた」と生徒にも好評だった。
11月21日にあった実習に参加したのは高等部3年の内田歩夢(あゆむ)さん(18)。普段は車いすやベッドの上で授業を受けているという。
ウェブ関連の業務を手がけ、社員の半数以上が在宅勤務する「沖ワークウェル」(東京)が企画した。講師役の女性社員は車いす生活を送りながら、北海道の自宅で勤務しており、この日は自宅と同校の教室をパソコンでつなぎ、実習が行われた。
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