安倍首相、招待者選定「意見言うことあった」一転認める

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 国の税金を使い、首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、安倍晋三首相は20日午前の参院本会議で、招待者選定について「私の事務所が内閣官房の推薦依頼を受け、参加希望者を募ってきた。私自身も事務所から相談を受ければ意見を言うこともあった」と自らの関与を認めた。会前夜の夕食会は、自らの後援会が主催したことも明らかにした。

 立憲民主党の那谷屋正義氏の質問への答弁。首相は8日の参院予算委員会では「私は、招待者の取りまとめ等には関与していない」と説明していたが、修正した。

 一方、菅義偉官房長官は20日午前の衆院内閣委で、桜を見る会の招待客をめぐる推薦者の内訳を示した。招待者約1万5千人のうち、各省庁推薦の功労者や各国大使、国会議員、勲章受章者などは合計約6千人程度。残りの約9千人は、安倍首相の推薦が約1千人、麻生太郎副総理や菅官房長官、官房副長官の推薦が約1千人、自民党関係者の推薦が約6千人などとした。

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