京阪神―山陰・山陽の旅、長距離列車「銀河」で身近に
古田寛也
京阪神と山陽・山陰地方を結ぶJR西日本の長距離列車「WEST(ウエスト) EXPRESS(エクスプレス) 銀河」の運行が、来年5月8日からと決まった。豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」と比べてぐっと割安にし、幅広い層に鉄道の旅の魅力を味わってもらう狙いだ。
JR西が20日、1泊2日の山陰ルートについて発表した。下りは、京都駅を午後9時ごろに出発し、出雲市駅に翌朝9時半ごろに着く。上りは出雲市駅を午後4時ごろに出発し、大阪駅に翌朝6時ごろ到着する。週2回往復する予定だ。
片道の運賃・料金は、京都―出雲市(島根県)で普通席1万640円、個室利用なら1万8560円となる。ルートは半年ごとに入れ替える予定で、来年10月からは山陽方面も走るという。
停車地や車内でのサービスの詳細は年明け以降に発表する予定。各地で伝統芸能の披露や特産品の販売などを検討しているという。
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