島根)竹のストローを串のメーカーが開発 脱プラ目指し

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市野塊 浪間新太
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 プラスチックごみによる海洋汚染が国際的な問題になる中、料理用の串の製造で国内シェアトップの企業「ひろせプロダクト」(本社・安来市)が竹製ストローの開発に成功し、今月、初出荷した。プラスチック製ストローに比べ割高だが、成長が早く環境負荷の低い竹製ストローの広がりに期待を寄せている。

 開発された竹製ストローは、長さ20センチ、直径7・5ミリの竹棒の中心に、直径5ミリの穴が開いている。

 ひろせプロダクトは、フランクフルトや焼き鳥などの竹や木製の串の製造を手がける。生産拠点の工場を中国に設け、コンビニ向けの商品に使われるフランクフルト串では、国内シェア9割を占めるという。

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