群馬)前橋日赤跡地 元気な高齢者の生活拠点へ

有料記事

丹野宗丈
[PR]

 昨年6月に前橋市朝倉町の新病院へ移転した前橋赤十字病院(前橋日赤)の跡地の活用策として、市は医療、介護、住居などの施設を集め、首都圏からの移住を促すCCRCを整備する。近く事業の優先交渉権者と正式に契約し、2022年度中のオープンを目指す。

 跡地は朝日町3丁目の約3・8ヘクタール。活用策について市が11月、基本計画を公表した。賃貸・分譲住宅計48戸▽介護付き有料老人ホーム認定こども園(定員120人)▽スーパー▽薬局▽フィットネスクラブ▽公園▽交流スペース――などを整備。日赤跡地近くの市夜間急病診療所(朝日町4丁目)も移転させるほか、市の福祉作業所や心身障害者デイサービスセンター(元総社町2丁目)も移転、集約する方針だ。

 市街地整備課によると、優先交渉権者は代表の大和ハウス工業群馬支社(群馬県高崎市)、ケアサプライシステムズ(同)、社会福祉法人「あおい会」(前橋市)の3者で、基本計画は大和ハウスが提案した。

ここから続き

 CCRC事業について、市は…

この記事は有料記事です。残り441文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら