大阪)セラピー犬、入院の子に笑顔を NPOが寄付募る

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松尾由紀
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 ふれあった人の心を癒やすセラピードッグが、大阪母子医療センター(和泉市)の入院病棟を週1回訪れている。初訪問から来月で3年。当初は2カ月に1度だったが、助成金などで回数は増えた。子どもの「毎日来て」という声に応えたいと、さらなる訪問回数アップを目指し、関係者は寄付を呼びかけている。

 暖かな日差しが差し込む秋の午後。NPO法人日本レスキュー協会(兵庫県伊丹市)のセラピードッグ、チワワの「みわ」と雑種の「バター」が3人のスタッフとともに同センターに「出勤」した。

 「手をなめてくれるのがうれしい」。小6の女の子(11)は目を細め、2匹をなでたり、スタッフから手渡されたボールのおもちゃを投げてやったりして15分ほど楽しんだ。心疾患のため、昨年末から入退院を繰り返している。「このときだけは心からの笑顔を見ることができる。娘の頑張りのもとです」と、母(45)は犬たちに感謝する。

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