前回W杯最終予選では立役者 井手口・浅野、復活なるか
サッカー日本代表は19日(午後7時25分開始)、大阪・パナソニックスタジアム吹田であるキリンチャレンジカップで、ベネズエラ代表と戦う。海外組の主力の一部が選ばれなかった親善試合で、復活を示す格好の舞台だと意気込む2人がいる。
2017年8月31日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会最終予選の豪州戦だった。会場は埼玉スタジアム。勝てばW杯出場が決まる大一番の終盤、豪快なミドルシュートを決めて勝利を引き寄せたのがMF井手口陽介(ガ大阪)だった。
井手口の状況は、ロシアW杯最終予選後に暗転した。2018年1月に海外移籍したスペイン2部のクラブで出番を得られず、代表にも選ばれなかった。さらに当時のハリルホジッチ監督がW杯直前に解任された。井手口はハリルホジッチ監督に重用されていた。それもあって、本大会のメンバーには入れなかった。
その後ドイツに移籍したが、右ひざ靱帯(じんたい)を断裂する大けがをした。今年8月に古巣のガ大阪に復帰して継続して試合に出られるようになり、ようやく鋭い出足や球際の強さが戻ってきた。森保監督に「本来のパフォーマンスに近づいている」と評価され、W杯ロシア大会後では初めてとなる代表に選出された。
「前のことは関係ない。ゼロ…
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