被告「抵抗なくなり手を放した」殺意否認 新潟女児殺害

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中村建太 緑川夏生
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 新潟市西区で昨年5月、女児(当時7)を殺害したなどとして殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われている元会社員、小林遼(はるか)被告(25)の裁判員裁判(第6回公判)が18日、新潟地裁であった。小林被告は女児の首を絞めた行為について「抵抗がなくなれば放そうと思った」と述べ、改めて殺意を否認した。

 被告人質問で、弁護側から「何分ほど(女児の首を)絞めようと考えたのか」と尋ねられて答えた。小林被告はさらに「抵抗がなくなった時点で手を放した」とも語った。弁護側は、首を絞めた意図について「女児が騒いだので気絶させて黙らせるためだった」と主張している。

 小林被告は、女児が死亡する前のわいせつ行為を否認している。捜査段階で「気絶した女児にわいせつな行為をした」と供述した理由を問われると、解剖結果をもとに取調官から「死亡前のわいせつ行為がある」と指摘されて話を合わせたと説明。「記憶があいまいなまま、『した』と言ってしまった」と述べた。

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