米の香港デモ支援「100%あり得ない」 前香港総領事

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聞き手・峯村健司
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 香港情勢はなぜこれほど深刻になったのか。米国はどのように対処しようとしているのか。7月まで米国の香港総領事を務めたカート・トン氏に聞いた。

 ――デモが長期化した原因は何でしょうか。

 「デモは、一国二制度の将来への危機感から起きていると考える。2014年の『雨傘運動』は一部の知識層に率いられていたが、今回はより自発的な抗議活動だ。(総領事在任中)林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官らと意見交換をしたが、逃亡犯条例の取り扱いの難しさを十分に理解しておらず、世論を読み間違えているように感じた。その後の対応も遅すぎた」

 ――中国政府は米政府がデモを支援していると主張しています。本当ですか。

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 「100%あり得ない。約1…

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