「大通公園」発着、マラソン最終案で提示へ 五輪組織委

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斉藤佑介
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 札幌で開催される2020年東京五輪のマラソンと競歩について、大会組織委員会が「大通公園」(札幌市中央区)をスタート・ゴール地点とする案をまとめたことがわかった。18日に予定されている実務者協議で、最終案として提示する方針だ。

 大会関係者が16日、明らかにした。マラソンと競歩を大通公園発着とすることで、放映機材などを置くスペースを1カ所に集約できるなど、準備期間やコストを抑えられる利点がある。

 18日は組織委、市、道による2回目の実務者協議が予定されており、12月4日の国際オリンピック委員会(IOC)での承認をめざして課題を洗い出す。マラソンは、毎年8月に開催されている北海道マラソンのコースをベースに、日陰の少ない往復13キロの直線道路を外し、市中心部を2周する案を軸に検討する。競歩も、道が平らな札幌駅前通りを往復する周回コースとする方針だ。

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 発着点の候補として、ほかに…

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