メッセージアプリで知られる「LINE」がポータルサイトを展開する「ヤフー」側との経営統合を検討していることが明らかになりました。LINEのユーザーは8千万人以上で、日本の人口の6割超をカバーする規模です。ただ、世界には他にも人気のアプリがあるようです。「Twitter革命」などの著書があるITジャーナリストで、世界のソーシャルメディアに詳しい神田敏晶さんに聞きました。
――LINEは世界でどの程度普及しているのでしょう。
日本では圧倒的なシェアを占めていますが、海外でそれほど強いわけではありません。例えば、「WhatsApp(ワッツアップ)」は公式ホームページによると、180カ国以上で10億人を超える人が使っています。開発したのは米シリコンバレーのベンチャー企業ですが、2014年にフェイスブックが買収しました。
同じフェイスブックが手がける「Messenger(メッセンジャー)」は北米やヨーロッパなどで人気があるとされ、同社ホームページによると、ユーザーは13億人。これらの地域はもともとフェイスブックを使う人が多い地域です。
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ワッツアップにはかなわない…
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