ドラフト1位は広島駅の駅員 指名後も乗り場を案内
藤田絢子
【動画】ドラフト1位は広島駅の駅員 ソフトバンクの佐藤直樹外野手
JR広島駅の改札に、優しい笑顔でお客さんに対応する駅員がいる。駅ではよく見る光景だが、実はこのうちの1人が、今秋のプロ野球ドラフト会議でソフトバンクから1位指名されたJR西日本の佐藤直樹外野手(21)だ。指名後も駅で仕事を続けながら、練習に励んでいる。
14日午前10時半過ぎ。俊足強肩の外野手は178センチ、85キロの体を制服に包み、乗客の切符を確認して乗り場を案内していた。「スムーズに列車に乗っていただけるように気を配っています」。普段は新幹線口改札で8時半から11時半まで、切符が自動改札機に詰まってしまった人の対応や案内を担当。午後は練習に打ち込んできた。
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10月17日。ドラフト当日…
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