紀伊半島の南端で慈善ラン 阪神・原口が込めた思いとは

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辻隆徳
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 大腸がんから復帰したプロ野球阪神の原口文仁捕手(27)が、来年1月18日に自身が実行委員長を務める「チャリティーランフェスティバル」を開く。開催地は紀伊半島のほぼ南端にある和歌山県すさみ町。東京・帝京高出身で、兵庫県に本拠を置く阪神の原口にとって、縁のない場所のように思えるが、なぜこの地を選んだのだろうか。

 今年1月に大腸がんの手術を受けた原口。懸命にリハビリをしていた3月に気分転換に家族と訪れたのが、すさみ町だった。観光名所となっている岬と陸地の間に波が寄り添う「婦夫波」を見たといい、「すごくきれいな場所だなって。大好きになりました」。自然豊かな景色に魅了された。町の現状を知って、さらに心を動かされた。

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 すさみ町は県内の中でも、人…

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