岐阜)脱ひきこもり、地域で協働作業 社会参加への一歩
吉田芳彦
ひきこもりがちな人に寄り添いながら社会に参加する手立てを一緒に探る。そんな試みが、岐阜県美濃加茂市で始まっている。まず一歩を踏み出すため。社会参加への準備を支援する取り組みが、広がる。
同市山之上町(やまのうえちょう)にある山之上連絡所に12日、市内の男女3人が集まった。20代から50代。いずれも自宅でひきこもりがちの生活を送っている。この日は、17日に地元で開催される「ふるさとまつり」で販売する商品づくりを手伝った。
ハイビスカス茶などの原料となるローゼルを小袋に詰めて包装する作業。休憩中にハイビスカス茶を飲んだ30代の男性は「酸味があり、おいしい」、20代の女性は「ザクロのような味」と、和んだ様子で話した。
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「家にいるよりは、いいです…
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