ネット依存、自覚しよう 中高生らがスマホ手放し合宿

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広瀬萌恵
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 ネット依存から脱する第一歩は、まず自覚すること――。中高生がネットから離れて合宿する静岡県教育委員会主催の「つながりキャンプ」が今月、焼津市で初めて開かれた。依存傾向を自覚し、ネットとの付き合い方を語り合った参加者たちの様子を取材した。

 中2が3人、高2が1人の男子4人が参加した合宿は、県立焼津青少年の家で9、10日の1泊2日で実施。初日冒頭の午前10時半ごろ、職員が「スマホを持ってきた人は預かります」と言い、参加者からスマートフォンを回収した。共有スペースにテレビはあるが、これから合宿が終わるまで約28時間はネット接続ができない。

 9月にプレキャンプがあり、参加者が顔を合わせるのは今回が2度目。まずは体育館でのレクリエーションで親睦を深め、相談相手役の大学生ボランティアらと海岸を走るサイクリングに出かけた。静岡市清水区の男子(中2)は「体を動かすのは好き」と自転車をこいだ。

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