宮城)高校生が紙芝居で伝える震災 防災フォーラム

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窪小谷菜月
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 東日本大震災の経験を踏まえ、国内外の防災関係者が課題や防災について議論する「第2回世界防災フォーラム(防災ダボス会議)」が10日から仙台市青葉区の仙台国際センターで始まる。9日の前日祭では、震災で家族を亡くした高校生の経験をモデルにした紙芝居が上演され、「1分、1秒を大切に生きて下さい」と訴えた。

 上演したのは、七ケ浜町立向洋中学校の卒業生で、現在は有志で活動する「きずなFプロジェクト」メンバー6人。紙芝居の物語のモデルとなったメンバーの小野寺優羽さん(17)が、初めて自ら紙芝居を読んだ。

 紙芝居は優羽さんが語り部として活動する際の台本を元に、同プロジェクトの15人で作られた。震災を経験していない子どもたちに震災を伝えるために、子どもにも分かるやさしい言葉を選び、絵をつけた。

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 震災当時小学校2年生だった…

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