中日の入団交渉、異例の中華料理店で 育成1位への願い

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上山浩也
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 プロ野球・中日から育成ドラフト1位指名を受けた名古屋大学の松田亘哲(ひろあき)投手(22)が、ドラゴンズファンが集まることで知られる名古屋市内の中華料理店で入団交渉を行う。仮契約はホテルで行われることが多いなか異例の場所からのスタートになるが、そこには球団のある思いが込められている。

 松田投手が入団交渉をする場所は、名古屋市千種区にある中華料理店「ピカイチ」。店内には選手たちが使ったユニホームやヘルメットなどたくさんの野球グッズが並び、シーズン中は食事をしながらテレビで応援する人や、ナゴヤドームで観戦後のファンが集う。ファンだけでなく選手や指導者たちも通うお店で、このお店で契約更改をしたことを現役引退後に明かした選手もいたほどだ。

 1965年創業のピカイチで入団交渉が行われるのは、初めてのこと。2代目店主の兵頭忠保さん(47)は「最初に話をいただいたときは驚きました」。

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 そして、「責任も感じますよ…

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