愛媛)山根女流二段、進化中 松山発の6年目プロ棋士

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聞き手 亀岡龍太
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 県内初の女流プロ棋士として6年目を迎えた山根ことみさん(21)が、才能を花開かせようとしている。8月に棋戦で初優勝するなど2度の棋戦優勝を果たし、10月に女流二段に昇段した。地元の松山市で9日に開かれる祝賀会のために帰郷した山根さんが、将棋で生きる覚悟や女流タイトルを目指す意気込みを語った。

 今年8月の「YAMADA女流チャレンジ杯」で優勝し、棋戦を初めて取りました。10月にも非公式戦の「白瀧あゆみ杯争奪戦」を制することができました。この世界に入って、もう6年。デビュー当初はやっていけるのか心配だったけど、さすがに実力はついてきたのかなと感じます。

 もともと四間飛車という戦法が得意で、終盤に粘るタイプでした。でも、プロは序盤を含め全体のバランスがとれないと勝てない。全ての手が勝負です。努力した結果、前より先を読めるようになった気はしています。勝ち方もつかめてきていて、いろんな手を試しています。

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 もっと将棋の勉強をしたくて…

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