長男「パパが撃った」と証言 福岡のエアガン虐待事件

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大森浩志郎
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 福岡県田川市の自宅で昨年11月下旬、エアソフトガンで1歳4カ月の三男を撃ってけがを負わせたとして、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、事件当時3歳だった長男が「パパが撃った」と話していることが、関係者への取材でわかった。

 両親は父親の土木業常慶(じょうけい)雅則容疑者(24)と母親の無職藍(あい)容疑者(24)。2人は共謀し、昨年11月下旬、自宅で三男の唯雅(ゆいが)ちゃんにライフル型のエアソフトガンでおもちゃの弾丸「BB弾」を数十発発射し、約3週間のけがを負わせた疑いがある。ともに容疑を否認している。福岡県警は8日、両容疑者を送検した。

 唯雅ちゃんの全身には斑点状のあざがあった。両容疑者はけがについて「知らない」と話している。

 唯雅ちゃんは昨年12月1日、肺感染症で死亡。藍容疑者が同日未明に119番通報した。その後の県警の任意の調べに、雅則容疑者は「長男が撃った」と説明した。だが関係者によると、事件後、児童相談所に保護された長男に福岡地検や福岡県警、児相が事情を聴いたところ「パパが撃った」と話したという。

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 県警は自宅から複数のライフ…

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