大学教育の改善点、学生に聞く 文科省が41万人調査

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宮崎亮
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 授業の意義や必要性の説明はあった? 適切なコメント付きで提出物が返却された?――。全国の大学生に授業の内容や学生生活について尋ねる「全国学生調査」を文部科学省などが初めて実施する。大学教育の改善につなげようと、全国の大学生約41万人を対象に調べる。同省が7日、計画を発表した。

 同省と国立教育政策研究所の共同調査。2021年度からの本調査を見据えた試行で、今月25日~12月20日に実施し、来年春に集計結果を公表する。短大などを除く全国の大学の約7割にあたる515大学に在籍する3年生が主な対象で、ネット上でアンケートに回答してもらう。

 授業内容を問う質問では、「教員から意見を求められたり、質疑応答の機会があった」など8項目について「よくあった」「ほとんどなかった」などの4択で選ぶ。「大講義」「小講義」「演習・ゼミ」など授業形式を尋ねる問いも。

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 さらに、「研究室やゼミでの…

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