京都マルイが来年5月閉店 競争激化、低い知名度影響

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佐藤秀男 生田大介
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 京都市中心部の四条河原町にある商業施設「京都マルイ」が来年5月で閉店することがわかった。運営する丸井グループが明らかにした。京都きっての一等地にあるが、新しい商業施設が増えて競争が激化。関西での知名度不足もあって、売り上げが低迷していた。

 京都マルイは2011年、百貨店の四条河原町阪急(10年閉店)の後継テナントとしてオープン。若者向けファッションに強く、阪急京都河原町駅の真上にあり、待ち合わせスポットとしても親しまれてきた。

 マルイが入るビルを所有する住友不動産とは、来年に切れる10年間の定期借家契約の更新に向けて協議を続けてきたが、合意できなかったという。住友不動産はマルイの撤退後、別のテナントを入れる方向で検討している。

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